デントリペアツール
デントツールという金属の棒で押し上げる凹みを鋼板の裏から押し上げたり表面から叩くポンチやハンマーなど凹みを直します。
デントリペアの直し方
デントリペアでの修理が最も多いドアの凹み
凹みの形を確認して照明をあてます。この凹みは横に引きずってるので照明は横向きにして凹みの輪郭を分かりやすくしてます。
デントツールを窓の隙間から入れて凹みを押せるかを確認します。この時、ツールで凹みを触れない時は内装を外します。
ツールで押すだけでなく表面を叩いて形を整えながら少しずつ凹みを押し上げて直します。
いろんな角度から確認して必要ならコンパウンドで磨いて修理完了です。
参考にして下さい、いろんな凹みの形
深い凹み(シャープデント)
一点集中の鋭い凹み。渦を巻くような凹みで中心部が非常に硬く鋼鈑が延びてる場合、塗装面にクラックがある可能性があります。
横長の凹み(横クリスデント)
横に引きずった凹み。押しなが凹みの中心が移動してるので基本的に鋼鈑は延びてます。
プレスライン
プレスライン上の凹み。衝撃を分散すると大きく歪み、衝撃を受け止めると深く凹むのがプレスラインの特徴。
大きな歪み
大きめな凹み。最近のクルマのほとんどが薄い鋼板のためで簡単に変形しちゃいます。軽く手で押したりお尻でもたれ掛かっても凹んじゃったりします。
これらは修復が難しい凹みですが2つ以上の複合(例 プレスライン+深い凹み)になると仕上がり具合に影響したり不可になったりします。